#ルイ16世 #ヴェルサイユ宮殿 #宮殿生活 #マリー・アントワネット

<試訳>

ルイ16世は先代、先先代の国王に比べ控えめで内気で、妻である王妃マリー・アントワネットとのロマンスに関しても控えめにしておくことを望んだ。王妃の寝室に歩いて行く時や出て来る時に誰かに知られることを望まなかった。国王の寝室(ルイ15世の寝室に相当)から王妃の寝室への通常のルートは、必然的に会議の間(Council Room)、国王の間(ルイ14世の寝室)、Bull’s Eyeの控えの間を通り抜け長い距離を歩くことになり、国王には多くの人に会ってしまうリスクがあった。

そこでルイ16世は、王室建築家アルティエに隔離された秘密の廊下を作らせて、詮索好きな目から遠ざかった。アルティエは直ちに70mの廊下を鏡の間に沿って、会議の間、国王の間、Bull’s Eyeの控えの間の下に設計した。

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Image: Wikipedia 『国王のアパートメントの見取り図』

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Image: Wikipedia 6『会議の間(le cabinet du Conseil)』

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Image: Wikipedia 5『ルイ14世の部屋(la grande chambre de parade ) 』

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Image: chateauversailles.fr 4『Bull’s Eyeの控えの間(le Salon de l’œil de Bœuf )』

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