Published on 8 Jan 2015 by Bolshoi Ballet in Cinema

<ザハロワのインタビューを試訳>

長年、このバレエを踊ってきました。
いつも黒鳥のオディールの方が踊るのが難しいように思っていました。
テクニック上オディールの方が難しいと。
ところが、実際には、この作品の中で最も難しいのはオデットです。
経験を積み重ねていくうちに、そのことに気づき始めました。

このうららかでか弱い人物像を描き出すのは容易ではありません。
常に懸命に役と向き合い努力することを強いられます。

白鳥のオデットと黒鳥のオディール
二人の背反する人物像。
それがこの作品をいつも大変おもしろくしている要素です。
ダンサーにとっても、観客にとっても。

オディールは登場するとすべての人を魅了します。
オディールの方が観客にとってもダンサーにとっても
わかりやすい人物です。
抜け目なく、魅力的で、美しいことが肝心です。
当然のことながら、テクニックも必須です。
私たちは子供のころからこのテクニックを学んできました。
黒鳥のパドドゥで32回転のフュッテができなかったり、
そのほか必要なテクニックを見せることができないのなら
恐らく黒鳥を踊るべきではないでしょう。

オデットには幾重にもレイヤーがあり、掘り起こすものが多くあります。
今でも毎回舞台の前に私はそれを探し求め、
何か新しいものを発見するよう取り組んでいます。

高い目標をかがけるバレリーナなら誰でも、白鳥の湖を踊ることを夢みています。
とくにここロシアでは、常にバレエといえば白鳥の湖を連想します。

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bolshoi.ru

Image: bolshoi.ru

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